個人的感想1

児童を対象とした手作り木造船航海体験と地域交流事業
ドリームシッププロジェクト
子ども達の海賊船

                       土方教授                  P1     

 池林ご夫妻が家こられ、これから駿河台大学の土方教授に会いに行くのだけれど、一緒に行きませんかと誘って下さいました。池林氏は海賊船の事業(手作りで長さ9メートル幅3メートルの船を製作し、川の上流域飯能と下流域の子どもたちとの文化を盗みあうという、つまり文化交流を目的にドリームシッププロジェクト)を立ち上げていました。土方教授に連絡を取り始めて約1年、やっと繋がることが出来て、今日お会いするのだと言われていました。そして先生にお会いし、多くのアドバイスを聞けることを楽しみにしている様子でした。
 車に乗り約3分、大学の駐車場に着き守衛所にて、面会者土方教授と記入し建物の中に、いつものようにトラブル発生、約束の時間よりずいぶん早く建物の中に居たのですが、待っていたのは7階、理由はこの建物の番号が7で次の数字がフロアーを表すとのこと、教授の部屋にたどり着いたときには少々時間を過ぎていました。ドアは開かれていて、池林氏、奥様そして私、先生はニコニコして迎えて下さいました。
 初めてお見かけした先生の風貌は、まるで笑顔あふれる海賊の様な池林氏を、ちょっと細くしちょっと品よくした、やはり海賊船の船長そのものでした。とても似ていてビックリしました、こう表現するとどちらかが冗談じゃないよというのか、あるいは双方ともそういうのかもしれません。
 池林氏が前もって送っておいた海賊船の資料を見てくださり、興味をもたれ会ってくださる気持ちになられたものと私は感じてました。
 第一声「面白いことをやっているね」と言われていました。
15年程前、土方先生が計画し、成功裏に終わった旧ソ連のナホトカから佐渡までのカヌーでの航海の例を挙げて、とても沢山のことを助言して下さいました。その場での私の役割は当然、、先生のアドバイスのメモを取ることです。楽しそうに助言をしてくださるのですが、困ったことに私の辞書に無い言葉が多く、意味が把握できませんでした。ここにその時のメモを貼り付けます.
 先生の海賊船計画への並々ならぬ、ご理解とご協力は、船を水面に浮かべ喫水線の確認、人を乗せていない時の状態、出航時、予想される人数を乗せた時の状況を確認するという、船を造ることに於いて、出航以前一番大切な試験会場を駿河台大学の敷地内に有る大きな池、学生達がカヌー競技の訓練に使用している池を提供していただけることとなりました。池林事務局長は「考えられないよ」と言っていました。さらに、それを実行するにあたり、池の周囲を飾っている桜の木を2本、切る必要が生じてました。
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