目指すもの  2012年1月29日

ウッドカヌーを作っていただきたいと思います。

 

カナディアンカヌーを作って、湿原や湖で、それぞれの故郷の川で、ゆったりと、のんびりと水面に浮かべ自然との一体感を堪能して下さい。製作の技術を習得されたら、障害のある方々のためにその経験を生かし、社会に貢献してください。自らの楽しみだけに終わらせないでください

医学者等の著書を読みますと、車椅子で生活を送っている方々が川辺や、湖畔でカヌー等を使い遊んだ時、肉体的、精神的な健康の回復が著しいと書かれています。

以前、当時98歳(今年101歳)だった義母が、私たちの指導者である土方教授の作られた車椅子のまま乗れるカヌー(桟橋もセットになっています。たった一人の介助者で乗降ができます。)に乗せて頂きました。15分ぐらいだったでしょうか飯能河原を遊覧し、降りての一言「こんなに楽しいとは思わなかった」こう言いました。

経験されたモノづくりの楽しさ、覚えた知識を発展的に使い、障害のある方々のために、「誰でもカヌー」(設計中)作りに役立てて下さい。

私たちは、障害のある方と共にカヌーを作りたいと思います。