絆は一緒に行動することで生れる
ウッドカヌー作り
目指すもの
作業手順を表示しています
1. タモ材 2.モールド 3.ストリプ材 3枚
4.ストリプ材 15% 5..ストリプ材 80% 6.ストリプ材 表にして
7.ステム
8.シート
9.ヨークなど
10.手作り作業場 11.ガンネル 12.木釘・パテ
13.緑と川面 入間川にて
14ほとんど完成  モールドを切り抜いて
手書き 図面(参考図)

掲示板

前原材木様

 タモ材の曲げ加工

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 川越銘木さんで購入したタモ材を黒米工務店さんに持ち込み、25×25(7.5ミリずつ内に切りこむ)の寸法に、曲げ方向など木目を見ながらカットして頂きます。
 指定した寸法に切ったものを熱湯で煮ます。すると簡単に曲がります。煮る、蒸す、曲げる設備は全て、堀のアイデアです。私たちのカヌーは電気制御盤屋のカヌーです。
 黒米工務店さんには始めた当初より製作全般のアドバイスを頂き、黒米さんに紹介頂いた川越銘木さんには木材全般の相談にのって頂いております。

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私たちはカヌー作りを仕事にしようと決めてから、約2年になります。様々な方の協力を得て、ようやく1艇、完成の運びとなりました。” FRPを使わない”、”障害のある方と共に手作りのウッドカヌーを作る”など、ちょっと違った印象をお持ちになると思います。その辺の事情を少しお話ししておきたいと思います。
 リーマンショック以降、本来の仕事である電気制御盤の製作が極端に減少してしまいました。この仕事で将来生き残るのは困難だろうといわれる程でした。そんな状況を見かねた土方先生がわが社に来られ、カヌー作りを勧めてくれたのでした。2年前の11月でした。そのタイミングがNPO日本アーツセンターの池林事務局長(故人)が駿河台大学教授の土方先生に障害を持っている子等が参加してのカヌー作りを依頼しましたときと重なり、そのことがきっかけで潟ーデンでのウッドカヌー作りが始まりました。このような経緯から、障害のある方とのカヌー作りを目指すこととなります。

 そしてFRPを貼らないというのは、私たちが故池林氏や土方先生との出会い、今の活動などを始めたことの全てのベースに「奪われし未来」という書物があります。つまり環境ホルモンの人体への影響に関する提言です。全ての人がそれぞれのお考えをお持ちになり生活されています。私たちはできるだけ環境ホルモンは体内に入れるべきではないと決めています。故にFRPは使用致しません。