陽がある時の
 北の屋台   「綾乃」

帯広 「北の屋台」 綾乃での出会い

北の屋台パンフより

左折、もう一度左へ折れます、右手に「北の屋台」という文字が目に留まりました。この屋台は帯広にある数あるシンボル的存在の中でも、活性化の柱をなすものです。数時間を過ごした私の感想はベリーグッド!パンフレットに書かれている状況そのものでした。以下にその辺を書いてみます。
 “ちょっと勇気を出して”のれんを寄せ、引き戸を開けます。パンフレットNO.13「綾乃」です。

 温かくおおわれてる店は、マスターが控えている場所を中心に調理場へ面している以外の3方、正面に5名、奥手方向に3・4名の全てカウンター席、満員で14・5人でしょうか?
 そのマスターが先客との会話を中断し、「いらっしゃい」と振り向きます。「初めてなのですが」と言うと、なんとも表現し得ない優しさで「どちらから」と返ってきます、次の瞬間、もう「飲み仲間」となっています。お人柄か?店構えか?雰囲気なのか?そういうお店でした。
 奥様、手伝いの女性、と3人が見事なチームワークでお店を盛り上げています。特に、お客さんの状況によって、その場をシキル担当者、中心の席に陣取る係を決めている様子は、暗黙の了解なのかはたまた作戦なのか、とてもスムーズで見事でした。
 先客さんは、仙台から薬品の仕事で来られているそうで、とてもゆったり落ち着いた方でした。ここ、私が住んでいる入間市から車で30分ほどの、小江戸、川越に最近来られたそうです。きっと今日と同じように、お酒とともに蔵作りなど川越の情緒を味わったことでしょう。本社がスウェーデンの会社で禁煙用のガムを販売しているが現在は身体に張るタイプのものが主流だそうです。私は禁煙を始めて40日余り、吸いたくなると、吸ってどうなるの?何か変わりますか?と自分に問い、変わらないとの返事でよそう。意志の力に任せています。
 地元の方だという若いカップルが来られ、男性(33歳と言われていたように思うのですが)の恋人に対する信頼にはとても驚きました。ハッキリこの人(隣の婚約者)に逢って私は変わることができたと言われます。女性もこの男性の将来に絶対的なものを見ているように感じました。男性は、もう一つ環境問題の話題になったとき、仕事にも関係しているようなのですが、「すべての物をリサイクルしたい」と言います。若い方がこのように考え、行動に移したとき未来に向け、明るい展望が開けるのではないでしょうか。
 

 いつも強風、春まだ浅い帯広でのこと。ホテルにて外での食事について尋ねた。フロントの女性は両手をいっぱいに広げ、ここからこっちの方向へ行ってください、と表現(楽しいところが沢山ありますよと)。

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 もうすぐご主人の転勤で、横浜へ転居する女性の送別会で、流れてきた5人の団体さんが来られました。明るく爽やかな主役の女性、もう一人パワフルでありながら、しとやかな面も見せていた女性、そして残り男性三人、同期入社のようでした。横浜という地名、響きは多くの人の憧れだと、会話の中で感じました。送る側の発する笑いのネタは、横浜って熱いよね?という主役、送る側熱くなる前に返ってくるよ!と笑っていました。同期として本当は、横浜で赤ちゃんを儲け楽しい家庭を望んでいるのに口では、すぐ戻ってくるよ!別れを悲しくしない、お酒の持つ魔法の力か?知恵か?でも、やはり別れ際、女性を見送って戻ってきた奥さんの目には、大粒の涙が!それを冷やかすマスター、この季節は、別れの多い、希望に満ちた季節です。
 最後に飼われているワンちゃんが17歳で、老衰気味、夜中にも起きて世話をしているという奥さまにお会いしました。どんな状況でも起こる現象に対して、どう反応し、対応するのかは人に与えられた権利であり、義務ですね。おそらく長きに亘って癒し続けてくれたワンちゃんの最後を安らかに終えるまで”今度は私たちが”と思い生命に尽されているのではないでしょうか。
 私たちにもコーギーが2匹います。しかもこれから始める、カルチャーサロンのスタッフとして活躍して貰うわなければなりません。元気で、長生き頼むよ!
 朝のスポーツ散歩・・・40分
 昼のチョコット散歩・・・10分
 夜のパトロール  ・・・20分
1日3回の外出です。
 余計なことを書いてしまいました。
 帯広に行かれた時は、どうぞ、北の屋台「綾乃」さんへお出かけください。
 お人柄、やまべ料理どちらも最高です。
 料金もお手頃でした。


力強い綾乃のママさん

十勝大橋 手前、右手に川の駅INFOMSあり

 指示して頂いた方向へ歩いてゆくと、通り全体が飲食店のようであり、次から次へ現れる路地を覗き込むと、色とりどりの電飾看板がそれらのお店を主張しています。タクシーから降り一目で出勤と分かる女性たち、5〜6名の団体さんに挨拶をするママさん、歩いて近づくと、小声ではあるがはっきり「いい娘がつくよ」と誘う、そのように見えない客引きさんにも会いました。主役は女性?
 碁盤の目になっている帯広の街並みを、女性たちが支える通りを抜けると、タクシーが前後、列をなしています。風の治まる春の賑わいを待ちきれない人々でいっぱいでした。