プレゼント

11月11日

双子のチョコレート

 私はチョコレートが大好物だ。
 ビールを飲みながら、つまみにチョコレートを口にすることがある。昨日、妻がお目当ての品物が安く売られる日だとかで、そのお店に買い物へ。お店の作戦にはまり、目に留まったベルギーのチョコレートを買って来た。それはテーブルの上に立派なケース(箱)姿で、立っていました。
 昨夜、妻は早速、「水漬け作戦」に入りました。我が家では環境ホルモン(防腐剤、農薬、着色料など)を除去するという「水」に、口に入れるもの、ほとんどを短い時10分程度、長いものでは1日、2日と漬けます。
 今朝、さくらたち(愛犬コーギー)の散歩を終え、足を洗いふと見ると、チョコレートが流しにあるボールに、ビニール袋から出され、バラバラにされ漬けられているのを発見。 1つ取り出し、空け、口に入れた。それは、何とも言えずコクがあり、深い味わいを楽しませてくれた。
 妻に「流石、ベルギー産、美味しいよ」と、話しかけると、「そうよね、ベルギーは本場だもの」と返事。
 しばらくして、水からケースに移す作業をしていた妻が急に、 「繋がっているのがあるよ」と私に言います。
 繋がりを切り「双子かもよ」と妻
 私は静かに手に取り、見ると、一方はきちんと1つ、もう片方にはなんと二階建て、1つの袋に二つ重なって入っていました。記念になると、とりあえず冷蔵庫へ保管。
 私は電気制御盤を製作するのが仕事ですので、機械設備で自動的に製品を、袋詰めにするところを、何度も目にしています。そこではほとんど、全くと言っていい程、有り得ないことが起こったと言う事です。驚きと共に不思議を感じました。
 水に漬ける習慣の無い家庭では発見する事は、無かったかと思います。
 昨日は、たまたま、妻の誕生日、この
双子のチョコレートが遥々、ベルギーから日本へ、そして私たちの手に届いたのは誕生日のお祝いであり、チョット早いクリスマスのプレゼントの様でもありました。
 先ほど、97歳になる祖母に贈り物を見せたところであります。
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