気象庁による梅雨明け宣言後、思わぬ天候不順の中、晴天に恵まれ実施された、埼玉県との共催事業の「川ガキ養成西部塾」の様子を報告いたします。 県と大学、NPO日本アーツセンター等、長期にわたり実施計画を作成し、草刈り、打ち合わせ、会場設定、漁協・おぶすま福祉会の皆様等との綿密な打ち合わせ、「川筋」の文化活動部会による’あめんぼライブ’の企画など行い当日を迎えました。 「夏の日差しの中、親子で水辺に親しみ、川での遊びを体験してみませんか? 小学校3年生〜6年生を対象に、県内5地域で、地域特性にあった川とのふれあいを通し、川に学び、川で元気に遊ぶ『川ガキ』を養成する地域塾を開催します。」 上記、時代の要請でもある「水辺に親しむ青少年の育成」という埼玉県の依頼を受け、「いるま川筋文化ネットワーク」の代表であり、駿河台大学土方教授が大車輪の活躍。 箱メガネをキット化して、ドライバー1本で組み立てられる状態にし、子どもたちに渡す。普段使うことのない工具に悪戦苦闘、完成すると、それを使って水中観察。 パオの中で顕微鏡にて生き物観察。(観察は伊藤先生を中心に学生ボランティアをお願いし行われました) カヌー部の学生をはじめ、多くの学生ボランティアをお願いしカヌー体験と、他地域と違った工夫で学びました。 青少年の育成40有余年の実績を携え、又、日本で唯一の車椅子カヌーを使い、乗降時の負担を感じることなく、障害のある子どもたちにカヌーを体験させました。 それは一緒にカヌーで遊ぶ子供たちと変わらず、流れに逆らい、補助員・学生の引くロープで川の上流へ向かい、心地よい川面を満たす風の動きを感じ、友の歓声を体に受け、指導者の日よけに守られながら、ゆったりと短い時間ではありましたが、豊かなひと時であったのではないでしょうか。 7月24日 パオ組み立て・・・代表はじめ会員、学生等で 7月26日 早朝よりカヌーの運搬・音響設備の準備 県よりの参加者50組の親子 学生等スタッフ80名 いるま川筋文化ネットワーク・あめんぼライブの関係者35名 アウトドア等一般参加者50名 総勢265名で行われました 埼玉県環境部水環境課長よりご挨拶がありました。 土方代表より挨拶 カヌー・水中観察・箱メガネづくり、三班に分かれ活動開始 カヌー・・・駿河台大学カヌー部及び土方ゼミの学生20名 水中観察・ 顕微鏡生き物観察・・・伊藤先生及び学生スタッフ6名 箱メガネづくり・・・土方先生 3組がローテンションを組んで順次移行しました 昼食終了後、入間漁業協同組合の方3名の伝統漁法投網の実演がありました。 土方先生の計らいで、車いすのまま乗ることができる、障害者カヌーを2名(2家族)に実施いたしました。 「川筋」に申し込みがあった一般の参加者も2組、カヌー等の企画に参加致しました。 |
あめんぼ通信NO.5 |
NO.5 8月
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7月26日(日)
あめんぼ広場周辺
協力事業 大森池まつり8月30日10時〜15時 運営委員会8月30日PM6:30 会場第2事務局 |